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令和5年(2023年)10月29日こだいら市議会だより5一般質問視覚障害者のための 音声コード等の利用促進を目指して質問 ①市から送付する文書等に音声コードを付与すべきでは。 ②視覚障害者への災害情報伝達手段について、今後の取組は。市長 ①全文書への音声コードの付与は困難である。市ホームページへの音声読み上げ機能の情報の掲載や、冊子のデイジー版作成など音声で必要な情報が取得できるよう対応等している。 ②5年度、災害時に避難情報等を電話等で伝達する災害時緊急情報サービスを開始しているほか、避難所運営マニュアル作成指針の点字版の作成を予定するなど、さらなる拡充に努める。フードドライブの さらなる拡充を目指して質問 ①リサイクルセンターで未利用食品の受付が試験的に実施されたが、常設拠点にしては。 ②市役所等で未利用食品の受付を希望する声があるが、フードドライブを開催すべきでは。市長 ①職員による賞味期限等の確認や提供先との調整等に課題がある。リサイクルセンターでの実施月数の増など検討する。 ②人員等の課題があり難しい。本庁舎での実施は周知啓発効果が高いため、今後、期間を限定しつつ実施に向け研究していく。視覚障害者の音声コード等利用促進/フ※3ードドライブの拡充佐藤 徹議員(市議会公明党)男女共同参画宣言都市こだいらは 何のために質問 ①男女共同参画宣言都市こだいらの実施で前進した点は。 ②市役所の管理職の女性割合50%など現実離れした目標は撤回し、再検討すべきだが見解は。市長 ①4年度から性的少数者等交流会等を開始し、5年度は、近隣市と連携し、教職員や学生等へ向けた性の多様性の研修や授業等を実施している。 ②特定事業主行動計画HAPPYこだいらに基づき、7年度に管理職の女性比率30%を目指している。その上で、87の政策に掲げた5割に向け努めていく。子どもたちに本の楽しさを 実感してもらうために質問 ①図書の廃棄等が適正に実施されていないとの要望が多いが、学校図書館の状況は。 ②子どもの不読率低減策は。教育長 ①学校図書の廃棄は、改訂版の刊行等で利用価値が失われた図書等を中心に、学校司書が選定している。教育委員会としては、校長に学校図書館図書標準の達成率等を踏まえ、適切な管理を行うよう促している。市長 ②幼児を対象に読み聞かせや手遊びを行う絵本のへや等の様々な事業を通じ子どもが読書に関心を持つよう努めている。男女共同参画宣言都市こだいら/子どもたちに本の楽しさを津本裕子議員(市議会公明党)図書館の環境整備等について質問 ①フリーWi−Fi導入に併せ、参考コーナー等にPC利用可能コーナーを設置しては。 ②電子図書館機能は図書館に来られない人も利用できるなどメリットも多いが、検討状況は。教育長 ①現在、中央図書館、仲町図書館、花小金井図書館、喜平図書館、上宿図書館には持込みのパソコンを使用できる席を設置している。 ②メリット、デメリット、技術的な課題や費用面の課題、他市での導入方法なども含め様々な観点から研究を行っている。LINE、チ※4ャットGPT等を 活用したDX推進を質問 ①友だち登録したLINEの表示メニューに、市民からの情報収集機能を配備する市町村があるが小平市での検討は。 ②業務へのチャットGPTの試行利用について、予測費用対効果とリスク対策の考え方は。市長 ①令和5年中にサービスを開始できるよう準備している。 ②予測困難だが一定の効果はあると捉えている。原則、業務利用は禁止している。試行利用はAI学習に二次利用されない方法で個人情報等は取り扱わないようにして安全確保している。図書館の環境整備等/LINE等を活用したDX推進を岩本 誠議員(フォーラム小平)総合防災訓練の様子(令和4年10月2日 小平第十四小学校)中江美和議員(フォーラム小平)関東大震災後100年を契機とした自助・共助・公助の取組を質問 ①避難所運営マニュアルの作成状況と完了の見通しは。 ②市民の防災意識向上のため、毎年、複数箇所で総合防災訓練を実施すべきだが見解は。市長 ①令和5年8月末で完成が19地区、作成中が9地区である。地域住民等の協力を得ながら丁寧に内容を確認し作成しているため完成時期は示せないが、早期作成に向けた支援に努める。 ②総合防災訓練は災害時の活動内容等を確認し、市民の理解を得ることを目的としている。防災意識の向上には市民主体の訓練実施が最も有効であることから、多くの訓練が実施されるよう支援するなどしていく。花小金井駅から 羽田空港連絡バスを走らせよう質問 ①花小金井駅から連絡バスを新設する場合の手続は。 ②運行したい民間バス事業者が出た場合は検討すべきでは。市長 ①国へ直接認可申請する必要があるが、市への手続は必要ない。停留所の新設等は市へ道路占用許可申請が必要となる。 ②まず事業者自ら関係機関との調整等を行う必要がある。現在、要望等は把握していないが、今後、事業者の動向を注視する。自助・共助・公助の取組/花小金井駅から羽田空港連絡バスをLGBTQの人も暮らしやすい 小平にするための施策を質問 ①4年度から開始したこだいらにじいろ電話相談とこだにじROOMの実施状況は。 ②5月から実施している市立小・中学校での多様な性に関する教員研修と個別相談の実施は。 ③条例等で性的マイノリティー差別を禁ずる規定を設けては。 ④パートナーシップ制度導入ついての考えは。 ⑤事業者に向けた取組は。 ⑥市立小・中学校でのLGBTQへの対応は。市長 ①電話相談は4年度6回の実施で6件、こだにじROOMは4年度1回の実施で7人の参加があった。 ②研修は7月末現在3回実施した。また、個別相談の時間を設けており6件の相談があった。 ③現時点では考えていない。 ④近隣市での活用事例の動向を注視するなど、研究を進める。 ⑤女性活躍推進の事業者向けセミナーを毎年開催等し、令和元年度は性自認等に関する嫌がらせもパワーハラスメントに含むことなどについて周知した。教育長 ⑥学習指導要領に基づき、性について正しく理解することなどを目的に性に関する指導を行い、保健体育科等をはじめ教育活動全体で指導している。LGBTQの人も暮らしやすい小平にするための施策を水口かずえ議員(まちづくり市民こだいら)苛酷すぎる昨今の猛暑による 熱中症へのさらなる対策を質問 ①熱中症警戒アラートを受け、市独自に取り組むことは。 ②市内にクーリングスポットは何か所あるか。市長 ①気象情報と自動連携している市ホームページ、SNS等に加えて、日中猛暑時の一時避難場所として利用可能な公共施設入口に熱中症警戒アラートが発表されている旨の掲示を行い、広く注意喚起に努めている。 ②図書館等の計41か所の公共施設を日中猛暑時の一時的避難場所としており、経口補水液や瞬間冷却パックを配備している。再び獣害などの対策について問う質問 ①東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画について、市の今年度の取組は。 ②住居等への侵入などの被害状況は。市長 ①平成30年度から同計画に参加し、市民から相談がある場合には積極的に駆除しており、令和5年度も実施している。 ②市内全体の被害状況は把握していないが、主にアライグマやハクビシンによる住居等への侵入、ふん尿による悪臭や汚れ等、生活環境に関する被害が発生していることは認識している。熱中症へのさらなる対策を/再び獣害などの対策を問う岡田しんぺい議員(フォーラム小平)預かるだけではない、質の高い 保育・幼児教育の実現のために質問 ①保育園・幼稚園の入園希望における現状と課題は。 ②まなびの森保育園花小金井の園庭縮小問題の現状と対応は。市長 ①認可保育所は申込数が依然として高い水準である。幼稚園は園の特色を踏まえ保護者が選択している。共に保護者のニーズ把握が課題である。 ②事業者に適宜報告を求めている。現在も土地所有者と交渉中で園庭の拡張には至っていないが、戸外活動はバスでの遠足等の毎月実施を確認している。今後、交渉を進め速やかに園庭を拡張することと、園児等への丁寧な対応を引き続き指導する。実効性のある防災と災害時の 企業等との連携強化のために質問 ①家庭用防災用品補助の施策を検討すべきだが見解は。 ②災害時に連携できる民間企業・団体を増やすべきでは。市長 ①他自治体での家庭用防災用品購入費の補助は認識しているが、現在、自主防災組織へ備蓄品購入の補助をしており、個別世帯へ支給する考えはない。 ②4年度は8件、5年度は8月末で12件の協定を締結している。引き続き、災害時に連携できる企業等の確保に努めていく。質の高い保育・幼児教育を/実効性のある防災のために石津はるか議員(政和会)
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