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令和5年(2023年)7月30日こだいら市議会だより5一般質問自転車ルールを守り、より安全で 快適な街こだいらを目指して質問 ①自転車のヘルメット購入助成は、都の補助金等を活用し早期に開始すべきだが見解は。 ②葛飾区の三人乗り自転車等購入費助成事業など、子育て応援施策の導入を検討すべきでは。市長 ①都から補助の具体的条件や各区市町村に対する限度額等が示されたことから、今後、実施に向け検討を進めていく。 ②同事業で子育て世帯の経済的負担の軽減や外出時の安全性向上が図られるが、多様な子育て支援施策の優先度等、バランスを勘案しながら研究していく。重症心身障がい児等とその家族へ さらなる支援拡充を目指して質問 ①医療的ケア児コーディネーターを早期に配置し、相談支援体制を強化すべきでは。 ②全ての福祉避難所で停電を想定した電源確保をすべきでは。市長 ①現在、情報収集しており導入時期は示せないが、他の自治体の状況等を踏まえながら、医療的ケア児コーディネーターの配置等について注視していく。 ②東部市民センターと地域センターに可搬型発電機を配備している。一部の高齢者施設等には発電機が設置されているが、引き続き電源確保をお願いする。安全で快適な街こだいらを/重症心身障がい児等への支援拡充佐藤 徹議員(市議会公明党)まちの魅力度アップは 市民とともに進めるべき質問 ①今年度予定されているふるさと納税返礼品の検討スケジュールは。 ②観光まちづくり振興プラン等の重点施策である情報発信についての現状の評価は。市長 ①夏頃を目途に市報等を通じて返礼品の提供事業者を募り、11月頃を目途に返礼品の拡充を図ることを目指している。 ②情報発信力を強化するための8つのアクションプランのうち、7つが実施済みで一定の成果が得られている。一方で、映画撮影等の誘致については体制等が整わず達成に至っていない。東部地域の課題について質問 ①東部公園におけるトイレのリニューアル等の要望についてどのように対応するのか。 ②狭山・境緑道沿いの公園に健康遊具を設置しては。市長 ①現在、公園全体のリニューアルを行う予定はないが、東部公園の施設に関する要望等が多いことは把握していることから、今後、必要な公園施設の更新について検討していく。 ②今後、遊具の交換が見込まれる際には健康遊具の設置も含めた検討を行っていく。まちの魅力度アップは市民とともに/東部地域の課題について津本裕子議員(市議会公明党)学校給食無償化等、子ども施策に 3つのゼロを求める質問 東京都では学校給食無償化の動きが広まり、8区1市で無償化が決定している。小平市でも実施すべきだが見解は。市長 義務教育において学校給食は無償の対象ではないと理解している。無償化を実施するには、様々な課題がある。国のこども未来戦略会議においても課題整理を進めると示されているため、動向等を踏まえていく。教育長 子育て世帯への経済的支援になると認識しているが、無償化には多くの人の理解が必要なことや、多額の財政負担が必要であると認識している。加齢性難聴者の補聴器購入補助等、 聞こえの支援を求める質問 東京都内の自治体で補聴器購入補助の拡充が進んでいるが、小平市でも実施すべきでは。市長 市では現在、講座等の開催や広報誌の発行などにより、聞こえに関する啓発に努めるとともに、高齢者に対するアンケートを実施する際に、聞こえに関する質問を行っている。補聴器購入助成については、将来的な財源の確保など実施に向けて課題もあることから、引き続き、東京都や他市の動向などを注視していく。学校給食無償化を/加齢性難聴者の聞こえの支援を三輪博美議員(日本共産党小平市議団)小平市の耐震化 促進事業について質問 ①耐震化助成制度にマンションの助成がない理由は。 ②特※1定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化について現状は。市長 ①市では旧耐震基準の木造住宅と特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化の取組を重点的に進めている。また、旧耐震基準の木造住宅と比較するとマンションの耐震性が高いことから、現在、助成の対象としていない。 ②新耐震基準で建設されたものも含め市内に137棟あり、必要な耐震性を満たすものは134棟、耐震化率は97・8%である。市の火災予防対策及び小平市 被災者一時生活センターについて質問 ①市民に対する火災予防啓発活動は。 ②小平市被災者一時生活センターの利用状況は。市長 ①消防団、小平消防署及び市では、春と秋の火災予防運動のほか、年末には特別警戒活動を実施している。また、学校や地域の防災訓練及び行事等の機会を通じて、火災への予防啓発と注意喚起を図っている。 ②直近3年間の利用状況は、令和3年度は1件、令和4年度は3件、令和5年度は5月31日時点で1件の利用があった。耐震化促進事業/市の火災予防対策と被災者一時生活センター鈴木洋一議員(政和会)Wi−Fi導入計画の 確認と改良について質問 ①避難所と福祉避難所への無料Wi−Fi導入は。 ②各市立図書館や市役所ロビー等への設置を検討できないか。市長 ①災害時の情報収集など有用性は認識しているが、短期間で整備することは難しい。 ②中央図書館等で整備されている。令和5年度は試行的に公民館全館、地域センター6館にモバイルWi−Fiルーターを配備し、図書館に5※2Gルーターの試行設置を予定している。図書館全館及び市庁舎等への整備は今後の課題である。市民目線で農ある小平の 実現に向けて質問 ①市民菜園及び体験農園の区画数の推移は。 ②市民菜園や体験農園で気軽に市民が農業に触れられる文化を小平ブランドとして進めては。市長 ①市民菜園は3年度627区画、4年度490区画、4年12月からは326区画で、体験農園は3年度390区画、4年度445区画である。 ②市民菜園と体験農園は利用率が約100%であり、市民の関心も高い。しかし、維持等に大きな負担を伴うため、引き続き農家の意向を聞きながら、開設希望の農家を積極的に支援する。WiーFi導入計画について/農ある小平の実現に向けて岩本 誠議員(フォーラム小平)危ないを安全安心に/住宅困窮者へ居住支援機能の構築を急げ開かずの踏切ほか 危険が指摘される危ないを安全安心に質問 ①開かずの踏切の定義と、小平第1号踏切が開かずの踏切に認定された経過は。 ②美園町三丁目9番3号先のカーブミラー設置検討の進捗は。市長 ①国土交通省は、ピーク時間の遮断時間が1時間当たり40分以上の踏切と定義している。平成19年に国の総点検で自動車・ 歩行者ボ※5トルネック踏切に抽出され、平成28年の国土交通省の踏切道安全通行カルテで、開かずの踏切として抽出された。 ②設置の調整に時間を要しており、引き続き調整していく。小平市に欠けている住宅困窮者への 居住支援機能の構築を急げ質問 ①都営住宅の空き室を学生とマッチングする大学連携は。 ②生活相談支援センターの機能を拡充し、関係団体との連携で居住支援協議会を設置しては。市長 ①令和5年3月開催の大学連携協議会で、都の都営住宅担当課長からオンラインで事業を説明してもらうなどした。現在、各大学から問合せ等はないが引き続き事業の周知に努める。 ②住居に関する相談を受けた際の新たな取組として、近隣の居住支援法人へのつなぎを開始した。引き続き研究していく。虻川 浩議員(市議会公明党)業務及び市民サービスへの AI技術の活用について質問 ①市業務等へのAI技術の利用について、現状と評価は。 ②生※3成AI技術の文書作成業務等への利活用について見解は。市長 ①個人住民税課税事務や学童クラブの入会申請等で、紙資料の読み取りにA※4I−OCRを利用するなどしている。業務効率化等に効果があったほか、学童クラブ入会決定書の発送時期を早めることができ、市民サービスの面でも成果があった。 ②効果や課題等の情報収集をしており、現在活用予定はない。今後も国の動向等を注視する。個別最適な学びの 実現に向けた取組の推進を質問 ①個別最適な学びの実現に向けて、学習履歴の活用が有効だが今後の方針は。 ②GIGAスクール構想推進のための施策に対し、児童・生徒の意見等は反映されているか。教育長 ①学習履歴等の教育データを活用した個に応じた指導など、データに基づいた学びの充実について研究していく。 ②児童・生徒等の意見を聞くことは重要であり、引き続き、学校訪問の機会を捉えニーズ等を確認し、さらなるGIGAスクール構想の推進を図っていく。AI技術の活用/個別最適な学びの実現に向けた取組の推進深谷幸信議員(政和会)市民菜園(左)と体験農園(右)の様子

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