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令和5年(2023年)4月30日こだいら市議会だより6一般質問手打ちうどん体験講習会の様子(令和4年11月12日 小平元気村おがわ東)子ども医療費助成の拡充について質問 東京23区の、所得制限等を設けない高校生等に係る医療費の無償化方針に対する見解は。市長 特別区は財源状況が多摩26市とは根本的に異なり、26市でも取組に差がある。26市の市長会の東京都に対する令和5年度予算要望には、都内全ての子どもが平等に医療を受けられる機会の確保と、区部と三多摩の格差是正への配慮が盛り込まれた。高校生等医療費助成制度は令和8年度以降の所得制限等の取扱いについて協議の場を設けている。市長会からの要望の継続を働きかけ、動向を注視する。みんなでヤングケアラーを支える 小平市を目指して質問 ①ヤングケアラーに対する市の認識は。 ②支援条例を検討しては。市長 ①年齢等に見合わない重い責任等があり育ちや教育に影響するが、本人に自覚がないことや家庭内の問題であることから表面化しにくい。社会的認知度の向上と関係機関との連携で適切な支援につなぐ必要がある。 ②制定は考えていないが、子どもに関わる全ての機関と子ども自身が認識を高め、必要な支援につなげられる取組に努める。子ども医療費助成拡充/ヤングケアラーを支える市を目指してきせ恵美子議員(日本共産党小平市議団)いじめ重大事態の 第三者委員会について質問 ①いじめ問題対策委員会の新委員の選定状況は。また、委員をどう選定しているか。 ②教育委員会出身者や公立学校の教員経験者がいじめ問題対策委員会の役員や委員を務めれば、いじめやいじめ重大事態の調査における客観的公平性・中立性が担保できない。実際いじめ被害者家族から指摘されているが、どう受け止め対応するか。教育長 ①会議に影響を与えるおそれがあるため示すことはできないが、国のガイドライン等に基づき適正に選任している。 ②学識経験者をはじめ、心理や法律等の専門性を有する人など様々な経験や立場の人が審議に加わることで公平性等は担保できるが、保護者の指摘を踏まえ他自治体の状況等を研究する。情報公開と不服審査の 問題について質問 行政不服審査会には市と関係の深い委員が多い。公平性・中立性が担保できないのでは。市長 審査会開催に当たり、委員が審査請求人と利害関係にあるおそれがあるような場合には、調査審議に関与しないようにしており、公平性・中立性に関しては特に問題ないと捉えている。情報公開を徹底し市民の信頼を得ることをすべての起点にせよ安竹洋平議員(一人会派の会)有機フッ素化合物による地下水・ 水道水汚染から市民を守れ質問 ①2020年7月に小川浄水所にて、P※3FOS及びPFOAの合計が280 ng/Lと暫定目標値を大きく超過した要因と、米軍横田基地や、市内または近隣の企業や工場とPFASとの因果関係は。 ②市内の給水栓(蛇口)において、有機フッ素化合物の暫定目標値を超過した水道水を市民が飲用していた事実はあるか。市長 ①地下水の有機フッ素化合物の検出は都内の広範囲にわたっており、市独自の分析は困難である。都からは特定の場所との因果関係が推測されるような傾向は現れていないと聞いており、市も同様の認識である。 ②東京都公表の水質検査結果では、小川浄水所において令和2年7月の検査の際に給水栓で暫定目標値を超過している。都は直ちに有機フッ素化合物の濃度が高い井戸からの取水停止等の対応を図り、その後は暫定目標値を下回っている。なお、当該時期等で暫定目標値を超過した水道水を市民が飲用したか、またその際の数値や期間等について市では把握していない。【掲載分以外の質問項目】〇公立保育園の縮減及び保育園における株式会社の参入と保育の質について有機フッ素化合物による地下水・水道水汚染から市民を守れ鈴木だいち議員(日本共産党小平市議団)再び、空き家を活用した 若者居住支援で自治会運営等を質問 ①空き家等を活用した地域交流拠点の創出への見解は。 ②学生など若者への居住支援について、市の見解は。市長 ①創出に当たって空き家等の活用は考えていないが、19館ある地域センターや元気村おがわ東等を活用し、地域の交流が図られていると認識している。 ②若者支援に特化したものではないが、居住支援法人への聞き取りなど情報収集に努めている。高齢者等の住宅確保が難しい人に相談支援等を行っているが、今後、居住支援法人と連携した居住支援も研究していく。あぶないを安全安心に、改善要望の 多い危険地点や課題の解決質問 ①東ガス西通りの速度抑制策を、至急実施すべきでは。 ②東京都に、大沼町7丁目新小金井街道の高架下通路への防犯カメラ設置を求めるべきでは。市長 ①既に時速30㌔メートルの速度規制がされているが、3年度はスピード抑制を促す路面標示の設置など、ドライバーに注意を促す対策を行った。改めて現地を確認し、交通管理者と連携して新たな対策を検討する。 ②道路管理者である東京都に、要望があったことを伝える。再び、空き家を活用した若者居住支援/あぶないを安全安心に虻川 浩議員(市議会公明党)小川駅西口地区市街地 再開発事業について質問 ①対象区域内の商店等がおおむね3月末で閉店すると聞くが、空き巣等に対し警察とも連携した防犯対策が必要では。 ②対象区域の整備に当たり自転車駐車場の収容台数が半減し、周辺地域への路上駐輪が増えることが懸念されるが、対応策は。 ③対象区域周辺商店等への人の流れが遮られることのないよう、動線確保についての検討は。市長 ①再開発組合や地元自治会等と連携し防犯対策を検討していく。駅前の既存の交番は、新しい交番に移転するまで現在の場所に残るため、警察とも連携して地域の防犯に努めていく。 ②周辺に収容台数に余裕がある2か所の市営無料自転車駐車場をはじめ、今後も存続する自転車駐車場が複数あり、仮設自転車駐車場の整備により必要な台数は確保されると考えている。 ③駅西口から北側への動線は、再開発ビル1階に貫通通路を設け事業区域周辺への動線を確保している。再開発事業でオープンスペース等を創出し、人の流れが遮られることなく、にぎわいが周辺に波及することを期待している。住民の声を丁寧に聞き対策を検討するなど、よりよいまちづくりにつなげていく。小川駅西口地区市街地再開発事業について吉本ゆうすけ議員(フォーラム小平)市内小規模公園を有効活用し 多世代で楽しめる場所に質問 ①市内に点在している小規模公園の課題について認識は。 ②民間との連携で小規模公園の有効活用に利点となることは。市長 ①施設の老朽化や樹木の老木化等への対応、開発事業に伴い整備される提供公園を適切に維持管理していくための財源確保や体制整備等が課題である。 ②都市公園法では、民間事業者へ飲食店等の設置などを許可できるため、地域の状況等を勘案し効果的に制度を活用することで公園の魅力向上につながる。指定管理者制度は、民間のノウハウを活用した管理運営や市民サービスの向上が期待できる。ワクチン接種に関する相談支援 体制は有効に機能しているか質問 ①新型コロナウイルスワクチンの副反応による健康被害救済制度申立て件数の推移は。 ②健康被害救済制度の申請に関する市の対応は。市長 ①2年度0件、3年度7件、4年度2月末で9件である。 ②丁寧に話を聞き、内容に応じて必要な申請書類を渡している。申請手続で困っている人には、必要に応じて市から直接医療機関に連絡するなど状況に応じた寄り添った対応をしている。小規模公園を楽しめる場所に/ワクチン接種の相談支援体制山浦まゆみ議員(生活者ネットワーク)山田大輔議員(政和会)中学校部活動地域移行で子どもの 大切な機会を奪わないために質問 ①公立中学校部活動の地域移行に向けた取組と課題は。 ②働き方改革を踏まえ部活動の適切な時間と休養日の想定は。教育長 ①国のガイドライン改定等を踏まえ、5年度に外部委員等で構成される検討会を立ち上げ、部活動の在り方を検討する予定である。指導者の確保や活動時間等の整理が課題である。 ②国や都のガイドラインに沿い、平日は約2時間、休業日は約3時間とし、短時間で効果的に行うことや週2日以上の休養日を設けることなどとしている。伝統の100年フード部門に選ばれた 武蔵野うどんで地域活性化を質問 ①文化庁が認定する100年フード認定団体に、武蔵野手打ちうどん保存普及会が認定されたことを受け、市の取組は。 ②武蔵野うどん文化の普及について市の今後の役割は。市長 ①市報等で周知し、同団体が行っていた手打ちうどん体験講習会をこだいら観光まちづくり協会と連携し実施している。 ②引き続き、こだいら観光まちづくり協会や武蔵野手打ちうどん保存普及会と連携し、飲食店等の協力も得ながら、積極的に市民に普及啓発を図っていく。中学校部活動の地域移行/武蔵野うどん文化で地域活性化を

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