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令和4年(2022年)10月30日こだいら市議会だより6一般質問鷹の台駅改札前の段差と傾斜困難を抱える人の 就労支援について質問 ①障害者就労・生活支援センターほっととの連携は。 ②短時間なら働ける障害のある人等への庁内での雇用創出は。 ③児童発達支援センターでの就労を見据えた進路相談等は。 ④生活困窮者への就労支援は。市長 ①就労前は市役所で実習による訓練、就労後は就労企業への訪問等の支援を行っている。 ②会計年度任用職員として就労の可能性を探っていく。 ③相談があった場合は学校や障害者就労・生活支援センターほっと等と連携し対応していく。 ④生活相談支援センター支援員がハローワークと連携し職業紹介等している。直ちに就労を目指すことが難しい人には社会能力形成を促す支援等している。市民自治でさらに 暮らしやすいまちづくりを質問 小平市自治基本条例制定後、参加と協働を推進してきた成果と課題は。市長 参加の成果は考え方等が浸透してきたこと、課題は市民参加の裾野を広げることである。協働の成果は市民活動団体等の自立的な地域課題への関わり等が可能になったこと、課題は広がりが見られないことである。市民菜園を 開設するために質問 ①閉園となる市民菜園利用者301人への新たな菜園確保は。 ②補助対象事業として市民農園整備を位置づけるべきでは。市長 ①確保は難しい。 ②今後、JA東京むさしと連携し農家の意向を聞きながら、必要に応じて検討していく。特別支援学級通学バスの 運行の在り方について質問 ①通学バス運行事業の在り方について検討状況は。 ②バスの定員75人に対し、令和3年は対象児童が36人だったが、空席に乗車はできないのか。 ③バスストップ乗車の運行モデルを実施できないか。教育長 ①乗降場所等について委託事業者に相談等をしている。 ②児童の実態に応じ一部柔軟な対応もしているが、対象は原則3年生修了時までとしている。 ③保護者や関係者の協力が必要になるため慎重に検討する。配付された学習端末の 修理対応について質問 持ち帰り時の故障等の保険加入等を支援できないか。教育長 保険商品は多岐にわたり、保険料は最も安価でも年間約2千万円となるため難しい。鈴木遺跡の魅力を もっと発信しよう質問 ①小平市立小・中学校で、鈴木遺跡を取り扱った授業等は実施されているか。 ②鈴木遺跡を今後のまちづくりにどう活用していく予定か。教育長 ①小・中学校の社会科において、市作成の副読本を参照しながら鈴木遺跡を扱った学習を進めるなどしている。市長 ②令和4年度策定に向け取り組んでいる国史跡鈴木遺跡保存活用計画の中で、地元自治会や地域関係者との情報共有や連携協力を図り、地域と行政が一体となった史跡の保存活用を行っていくことを検討している。物価高騰の影響が著しい農業 資材等について今後の対策は質問 ①市として物価高騰への対策として検討していることは。 ②学校給食の食物残ざん渣さを利用した堆肥化事業について、これまでの実績と今後の展開は。市長 ①令和4年7月から農業生産資材費高騰臨時対策補助金を創設した。その中で肥料の高騰対策として肥料購入費の30%、10万円を上限に補助している。 ②令和3年度実績は約17㌧となっており、今後も引き続き学校給食の食物残渣を利用し堆肥化も含めた資源化に努めていく。いじめ重大事態に関しての、 事実に反する答弁について質問 市や教育委員会の答弁が事実に反することが明らかになり、その後、議会で訂正がされないケースは内部統制の対象か。市長 地方自治法上の内部統制制度の取組ではないが、総合的にリスク管理を行う仕組み構築に向け、事務処理におけるリスク対応として本年8月から試行運用を開始した。市の行財政運営や行政サービスに支障が生じ、市民の信頼を損ねることにつながりかねないリスク全般を対象とし、議会答弁の誤りも1つのリスクと考えられる。誠実で間違えのない答弁を行うことは説明員として当然に認識している。東京サレジオ学園北側の 大規模開発について質問 事業主の責務について、どうすれば、市民と共にまちづくりを行ったことになるか。市長 事業主と周辺住民が相手の立場を尊重し譲り合いの精神で自主的に協議することや、地域にまちづくりの課題がある場合、課題解決のため相互に建築協定等の検討をすることである。【掲載分以外の質問項目】〇第四小学校に設置する自閉症・情緒障害特別支援学級に関し特に全学年で通学バスを 外2件教育現場における国葬 問題と教育環境の充実質問 ①9月27日の国葬で教育委員会として半旗掲揚の通知を学校へ送らないこと、学校や教職員に対し弔意の表明を強制しないことを求めるが見解は。 ②老朽化等のために使用できないプールが市立小・中学校で何校あるのか。 ③教室のエアコンが経年劣化のため効きが悪くなっている事例の発生件数は。教育長 ①学校への対応について、現段階では教育委員会として特段の対応は考えていない。 ②現時点では小学校で3校、中学校はない。 ③昨年度の不具合発生等によるエアコンの修繕件数は市立小・中学校合わせて35件である。鷹の台公園と鷹の台駅周辺 地域の諸課題について質問 鷹の台駅改札前における10㌢メートルの段差と傾斜の解消を望む声が視覚障害のある人や車椅子を利用している人から上がっているが、バリアフリー化に向けた検討状況は。市長 既存の道路の高さを上げ、改札前の傾斜を緩めることで、可能な限り段差と傾斜の改善を図る予定である。年内の完了を目途に進めている。ペットと一緒に 住みやすいまちへ質問 ①令和元年6月定例会の一般質問で、狂犬病予防注射の接種数と注射済票の交付件数は減少傾向が認められたが、その後の動向は。 ②狂犬病予防注射済票の交付が行える病院は令和元年時点で10か所だったが、広がりは。市長 ①令和元年度5千7百22件、2年度5千6百50件、3年度5千8百12件で一時的な微減にとどまり、多くの飼い主には予防注射の必要性を十分認識してもらっていると捉えている。 ②令和2年度からは、市内11か所となっている。よりよい学校生活に向けて質問 ①上半身裸や衣服をまくる形で健康診断を行っている小・中学校で、児童・生徒から相談等があった際の対応は。 ②スクール水着やラッシュガードの指定要件緩和への見解は。教育長 ①健康診断時の脱衣について数件の相談が寄せられており、各学校において相談内容に応じた個別の対応をしている。 ②各学校で児童・生徒の実態等に応じて要件が設定されていることから、教育委員会として要件緩和を指示する考えはない。事実に反する答弁を許すのか/東京サレジオ学園北側の開発等安竹洋平議員(一人会派の会)鈴木遺跡の魅力発信/物価高騰の影響著しい農業資材等の対策岡田しんぺい議員(フォーラム小平)ペットと一緒に住みやすいまちへ/よりよい学校生活に向けて吉本ゆうすけ議員(フォーラム小平)市民菜園開設を/特別支援学級通学バス/学習端末の修理対応外山まなみ議員(政和会)困難を抱える人の就労/市民自治で暮らしやすいまちづくりをさとう悦子議員(生活者ネットワーク)東部地域の地域課題等について/核兵器のない平和な世界へきせ恵美子議員(日本共産党小平市議団)教育現場の国葬問題、教育環境の充実/鷹の台駅周辺の諸課題鈴木だいち議員(日本共産党小平市議団)東部地域の 地域課題等について質問 ①喜平橋南東角のマンション西側の歩道は狭く危険では。 ②武蔵野団地における道路改良工事の進捗状況と完了予定は。市長 ①東京都施行の歩道拡幅を含む交差点の改良事業が進められており、用地取得が難航しているため改良工事に着手できないと都から聞いている。引き続き、早期の用地取得と工事の実施について都へ要望していく。 ②雨水排水能力の向上や、有効幅員の確保などを目的として、平成23年度から整備を進めており、令和3年度までに約90%が整備され、令和4年度中に完了する見込みである。今こそ核兵器のない 平和な世界へ質問 ①広島、長崎での平和宣言についての見解は。 ②平和首長会議総会への思いは。市長 ①核兵器廃絶と世界の恒久平和の実現に向け、思いを同じくする世界の人々と共に力を尽くすことを誓った力強い宣言であったと認識している。 ②貴重な機会となるので、非核平和都市を宣言している自治体として、今後の取組の参考となるよう情報収集に努めていく。
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