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令和4年(2022年)7月31日こだいら市議会だより6地域防災ステーションとしての公園整備を/学校給食について比留間洋一議員(政和会)地域防災ステーションとしての公園整備を質問 ①公園内または隣接して自主防災組織の防災倉庫が設置されているのは何か所か。 ②公園は災害時に自主防災組織の活動拠点となり得るが、市が管理する公園のうち、トイレを設置しているのは何か所か。 ③市が管理する公園へのトイレの設置基準は。市長 ①現時点で公園内に設置したものが23か所ある。 ②40か所である。 ③明確な基準はないが、利用頻度や設置費、維持管理費用等を総合的に勘案し判断している。子どもたちの健康を守るための学校給食について問う質問 ①食材の価格上昇による市立小・中学校給食への影響は。 ②食材費の高騰が続いた場合、どのような対処を考えているか。教育長 ①肉・魚類や小麦粉、菜な種たね油など、給食調理に欠かせない食材料費が幅広く上昇し、学校給食費会計を圧迫している。 ②学校給食食材費高騰臨時対策補助金により、当面は学校給食の質を維持することが可能だが、さらに高騰が続く場合には、平成26年度以降価格を据え置いている学校給食費の値上げも検討せざるを得ないと考えている。ヤングケアラー施策等の充実化/第三者目線で公園づくり等を山浦まゆみ議員(生活者ネットワーク)今こそ市としてヤングケアラーの情報周知と施策の充実化を質問 ①市内のヤングケアラーの存在をどう認識しているか。 ②国や東京都のヤングケアラー支援強化の姿勢を受け、市として積極的な取組を行う検討は。市長 ①令和3年度実施した小平市の教育に関するアンケート調査で、親や祖父母などの身の回りのお世話や料理・洗濯などを大人に代わって行っていますかの問いに、小学3年生で4・3%、中学1年生で5・0%などがいつもやっていると回答しており、ヤングケアラーが一定程度いるものと認識している。 ②令和4年10月改定予定の若者応援ガイドブックにヤングケアラーに関する内容を加え認知度向上を図るほか、要保護児童対策地域協議会の実務者部会における研修会を予定している。第三者の目線活用で市民が わくわくできる公園づくりや管理を質問 市として都市計画公園整備における指定管理、Park−PFIの導入についてどのような検討がされているか。市長 鷹の台公園の在り方調査・検討の中で、指定管理者制度の導入やPark−PFIの活用を含めた公民連携の手法に関する調査・研究を行っている。おむつを通して考える子育て支援/市営屋外プールの在り方吉本ゆうすけ議員(フォーラム小平)おむつを通して考える 子育て支援の在り方について質問 ①おむつに係る負担について、保育園に子どもを預ける保護者と保育園側の負担の声は。 ②公立保育園でのおむつの定額サービス導入への検討は。市長 ①令和2年度から保護者と保育園の負担軽減のため、保育園で使用したおむつの持ち帰りが発生しないよう保育園に処理費用を補助している。双方から好意的な意見を多くもらい負担が軽減できたと捉えている。 ②児童の体質等に合ったおむつを家庭で選択することが望ましいことや保護者の費用負担増の可能性があるなど課題が多い。引き続き情報収集に努めていく。市営屋外プールの 在り方検討について問う質問 ①検討スケジュールの見通しは。 ②教員の負担軽減等から水泳授業を校外プールで行う検討は。市長 ①萩山公園・東部公園プールの集約、再整備の手法等の検討を進め、年度末を目途に一定の方向性を取りまとめていく。教育長 ②令和4年度は小平第十二小学校のプール改修により民間の屋内プールを活用した水泳授業を実施するため、その状況等を踏まえ可能性を検討する。隠蔽ぺい体質や管理主義を自覚し子ども本位の教育委員会へ改革を安竹洋平議員(一人会派の会)「重大事態」への認識を改め、子ども中心のいじめ対応へ質問 ①市は、いじめ防止対策推進法にある重大事態への対処が、必ずしも子どものためにならないと捉えているように感じる。どう捉えているか。 ②これまでに市が重大事態として扱ったいじめの累計件数は。 ③専門家や有識者から重大事態として扱うように助言が得られる会議の会議録を作成していない理由は。 ④いじめ事案への対応フロー図を作り、周知活用しては。 ⑤重大事態の最終的な検証結果と提言は、誰の責任において、どのような方法で教育行政に反映するか。教育長 ①いじめを受けた児童・生徒とその家族にできる限り配慮し、重大事態の原因等の究明及び解決に向けて、取り組むものと捉えている。 ②3件である。 ③教育委員会が設置する協議会等では、会議録等は作成する。 ④いじめ防止基本方針があるため、フロー図は今後研究する。 ⑤教育委員会の責任において学校への指導、助言に反映させている。【掲載分以外の質問項目】〇管理を容易にするための制限強化ではなく、本当の教育を私立保育園への移行で保育の質は保てるか/会計年度任用職員水口かずえ議員(まちづくり市民こだいら)仲町保育園の私立保育園への 移行で保育の質は保たれるか質問 ①新園の園庭が狭くなることへの懸念にどう対応するか。 ②新園の事業者選定の際、園庭をより広く確保することについて意見を聞くべきではないか。 ③事業者を選定する組織に、保護者代表は入らないのか。市長 ①認可基準を満たす面積を確保し子どもの安全等に配慮したか等の視点で業者選定する。 ②運営事業者決定後、事業者に園庭拡張の意向を確認する。 ③当該園等の所属者は中立性の点で望ましくないため、子ども・子育て審議会委員の中から利害関係のない人にお願いする。保育の現場を支える会計年度 任用職員などの処遇について質問 ①保育士等の処遇改善のため国が設定した臨時特例交付金の利用実績は。 ②任用期間1年で4回まで更新可能な会計年度任用職員が、任用後5年たったらどうなるか。市長 ①申請内容では認可保育園36施設に勤務する職員902人に対し約3%、1人当たり平均約8千2百円の処遇改善を行った。 ②4回更新した後は、再度、会計年度任用職員採用試験を受験し合格することで、同じ職種で勤務することが可能である。西武鉄道立体化/フ※5ェムテック先進都市となり選ばれる小平へ川里富美議員(フォーラム小平)西武鉄道立体化は小平らしさを生かしたものにすべき質問 ①田無から花小金井駅付近の対象区間を立体化した場合、市が負担する金額は。 ②鉄道立体化の事業着手に向け、機運醸成を図ることの参考としている立体化地域があるか。市長 ①具体的計画が定まっていないため示せないが、立体化に加え沿線のまちづくりに係る事業費も必要と認識している。 ②東村山駅付近連続立体交差事業等を参考に、事業着手に向けた機運醸成を図るとともに、周辺のまちづくり含め、円滑で着実な事業推進を目指していく。フェムテック先進都市となり、特徴のある選ばれる小平市へ質問 ①市立小・中学校教育において、生理用品の使い方の指導はどのように行われているか。 ②女性を支える事業を行うフェムテック事業者等の話を聞くなど民間連携を進めるべきでは。教育長 ①主に養護教諭が、小学校高学年において、発育測定時等の機会を捉えて月経時の手当ての仕方等を指導している。市長 ②毎年開催している事業者向けの女性活躍支援セミナーにおいて、先進的な取組を行う事業者から話を聞くことを検討するなど民間連携に努めていく。農業の後継者不足等の対策/正※6常性バイアス対応の災害対策を岡田しんぺい議員(フォーラム小平)農業の後継者不足、担い手 不足への対策について問う質問 ①農業の後継者不足、担い手不足への対策は。 ②現在の農福連携の取組は。市長 ①前者は、都の都市農業経営力強化事業を活用し施設等の整備支援と農業者の所得向上を図り、後継者が継続しやすい環境整備を進めている。後者は、地域と歩む農業推進事業で援農ボランティア養成等行い、農業を支える人材育成に努めている。 ②直近の事例としては、令和4年3月に農家と障害者施設のニーズをマッチングし、5月に畑での作業を実施してもらった。正常性バイアスにも 対応した災害対策を質問 ①災害対策における正常性バイアスの問題点は。 ②正常性バイアスがかかることも想定した避難情報等の発信が必要だが、市の対応は。市長 ①危険な状況に直面しているにもかかわらず楽観的な錯覚をし、正常な判断ができなくなることで被害に巻き込まれるリスクが高まることなどがある。 ②正常性バイアスの悪影響を可能な限り抑え的確な判断をしてもらうためにも、正確で分かりやすい情報を迅速かつきめ細かに発信することに徹していく。改修が予定されている小平第十二小学校のプール一般質問

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