20150426_0223
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平成27年(2015年)4月26日こだいら市 議 会 だ よ り2一般会計予算に対する各会派の討論(要旨) 反対の理由を以下に述べる。①町の活力を取り戻すための呼び水となる投資的経費への配分が依然として低い。②公表されている予算編成過程では、各課が何をやりたいか、その査定の内容や優先順位、課題といった、編成過程を公表する目的が機能していない。③都市計画税減税は、都市計画税に合わせた事業しか行わないという消極的な政策である。④都市の緑を構成する農地等の減少に歯どめをかける対策が不十分である。⑤男女共同参画についての意識が低く、積極的な対応姿勢が見られない。⑥子育て施策については、若い世代を呼び込み、将来世代へ投資するといったビジョンや積極性のない姿勢があらわれた予算である。⑦防犯カメラの設置に依然として消極的である。また、防災行政無線の活用を考えるべきである。⑧校庭の芝生化など学校間の施設格差への認識には、大きな問題がある。教育環境の整備への責任を果たす予算となっていないことを強く指摘する。⑨教育委員会制度の改正を受けて設置される総合教育会議に関して、市長のリーダーシップが見えてこないことは、今後の市の教育行政の大きな問題である。以上、反対討論とする。政和会積極的なまちづくりの姿勢が必要である点を指摘反対 本予算は、財政基盤の強化に努めながら、選択と集中により必要な施策に積極的に取り組むことで明るい未来を次世代に引き継げるよう、将来に向けて活力を高めていくための事業展開を図る予算と認識する。①防災減災対策については、備蓄の整備など災害に強いまちづくりを推進する予算が組まれ、市民のニーズを的確に捉えていると考える。②太陽光発電日本一への推進など環境対策は、引き続きさらなる発展を求める。③教育面では、タブレットPC導入による特別支援教育の充実が図られたことを評価する。ハード面の充実だけでなく、教員が十分に活用できるよう工夫をお願いする。④防犯カメラの導入については、地域の諸事情に十分留意し、慎重に進めるよう要望する。⑤公園づくりにおいては、当事者である子どもたちの声も取り入れるとのことだが、今後も地域と一緒につくりあげていくようお願いする。⑤保育ニーズを酌み、認可保育園2園を開設したことは評価するが、保育の質の確保に十分配慮をし、待機児童解消のため引き続き必要な対応・対策を早目にとるよう要望する。以上、意見と要望を申し述べ賛成の討論とする。選択と集中による積極的な取り組みを評価 賛成の主な理由を以下に述べる。①公債費の大幅な減額など、債務の抑制への着実な取り組みを前向きに評価する。②公共施設マネジメントの推進スケジュールが明らかになり、会派で要望してきた市民の意見を聞くことも示された。今後の着実な推進を期待する。③順次、設置する予定の通学路への防犯カメラは、見守りへの地域ぐるみの取り組みを前提とした上で、早急な設置が必要と考える。④待機児童解消のため、認可保育園を4園新設し 人の受け入れ180が進められる。今後も多様な子育て支援のさらなる拡充が必要である。⑤高齢者や認知症の人を地域で支える施策に取り組んでおり、認知症施策等の地域での大きな進展が期待できる。⑥特別支援教育支援員は高い評価と具体的な効果があらわれており、スクールソーシャルワーカーとともに、今後さらに拡充が必要と考える。市民協働の成果が見えない、女性施策や男女共同参画施策の後退、職員の意欲低下という危惧があるが、今後は議会もみずから政策を提案し、行政・議会・市民が知恵を出し合い、よりよい市の未来を切り開く努力をする時を迎えていると考える。以上を申し述べ賛成討論とする。各分野での着実な取り組みを評価フォーラム小平賛成市議会公明党賛成日本共産党小平市議団市民の願いに応える事業の実施を評価賛成虹とひかり独自の創意工夫が見えない点を指摘反対生活者ネットワーク教育環境の整備など各事業への取り組みを評価賛成 賛成理由を以下に述べる。①自立相談支援事業の実施など、生活困窮者への新たな支援策が複数盛り込まれていることを評価する。②前立腺がん検診の新規実施など、市民の命と健康を守る施策が拡充された。介護分野では、特別養護老人ホームの新設、定員増等を要望する。③子育て世代を応援する施策として、認可保育園の増設等、待機児童解消に向け全力で取り組んでいることを大きく評価する。なお一層の増設と保育の質の確保への配慮を強く求める。④小・中学校のトイレの改修・洋式化など、教育環境が充実されることを評価する。また、中学校特別支援学級への介助員の配置の検討を強く要望する。⑤本年は戦後 年の節目70の年であり、地方自治体から平和を希求する声を上げることがますます重要になっている。市の事業として、小・中学生の広島派遣事業の定員増や記念樹と常設看板の設置など、非核平和事業の一層の拡充が予算化された。防犯カメラについては、市民からプライバシーへの心配の声も聞こえており、子ども・保護者・学校等と十分に話し合うことが必要と考える。以上、要望事項を付して賛成討論とする。 本予算については、市民協働や市民自治を進めるための取り組み、用水路の整備など緑の保全への取り組み、防災行政無線の増設など災害時へのさらなる備え、高齢になっても安心して暮らせる地域づくりへの取り組み、障害者への就労支援の拡充、教育環境の整備、非核平和事業への取り組みなど、一定の評価ができることから賛成する。以下、意見として、①公共施設マネジメントは、市民の声をどのように集め反映していくか注視していく。②マイナンバー制度について、全庁的な対応をするよう要望する。③待機児童対策と子育て支援では、大規模開発により増加が予想される保育需要への早目の対応を要望する。④環境施策推進本部を十分機能させ、庁内全体の環境意識が大きく前進するよう要望する。⑤男女平等施策については、実効性ある取り組みが進むよう期待する。⑥緑多い小平の住環境を守るため、早急に開発条例の見直しに着手し、開発をコントロールする仕組みを整えるよう要望する。⑦小学校通学路への防犯カメラ設置は、プライバシー保護など今後の運用について、保護者への丁寧な説明を要望する。以上を申し述べ賛成討論とする。 反対の理由を以下に述べる。①自治基本条例について、目標数値や評価が設定されていない。住民自治、参加、協働で何をしたいか、どのようなまちをつくるのかが、市民、庁内に伝わらない。②防犯カメラについて、なかまちテラスは か所に設11置されているが、市民からの見直しを求める声がある。他の公共施設と比較すると、設置の数や範囲の基準が曖昧である。③いわゆるマイナンバー制度については、メリット、デメリットの根本的な議論が欠けている。市としてどのように運用していくか打ち出すべきである。④特定事業主行動計画が改定され、女性職員が活躍しやすい環境整備等が加わったが、国が成長戦略の一つとして女性が輝く日本を掲げた後では、男女共同参画推進条例を持つ自治体として対応が遅い。⑤食物資源循環モデル事業では、目標世帯数に対し実績が伸び悩んでいるが、実施方法を変えるなどの独自の創意工夫が見られない。最後に、将来世代に対して責任を果たす決断をすることを最優先にすべきであり、どの政策に対しても総花的に対処するだけでは無駄な投資がふえるということを申し述べ、反対討論とする。平成27年度予算総額(単位:千円、%)伸び率26年度予算額27年度予算額1.659,178,00060,139,000一般会計13.517,739,00020,140,000国民健康保険事業特 別 会 計3.53,709,0003,837,000後期高齢者医療1.811,780,00011,995,000介護保険事業△1.34,068,0004,017,000下水道事業3.896,474,000100,128,000合 計〈歳出〉保険給付費は、被保険者数の減により、前年度に比べ1・2%、1億4千5百万円の減となっています。【後期高齢者医療特別会計】 予算総額は 億3千7百万円38で、前年度予算に比べ3・5%、1億2千8百万円の増となっています。〈歳入〉保険料、一般会計繰入金、広域連合からの受託事業収入等が主なものです。〈歳出〉広域連合へ納付する負担金のほか、保健事業に要する経費などを計上しています。 後期高齢者医療の対象者数は前年度に比べ、約3百人増の2万1千3百人を見込んでいます。【介護保険事業特別会計】 予算総額は百 億9千5百万19円で、前年度予算に比べ1・8%、2億1千5百万円の増となっています。〈歳入〉保険料のほか、法定負担である国庫支出金、支払基金交付金、都支出金、一般会計からの繰入金等を計上しました。〈歳出〉保険給付費を1・7%、1億9千5百万円の増で見込んだほか、第6期の事業計画での重点的な取り組みを進めていくための経費を計上しました。【下水道事業特別会計】 予算総額は 億1千7百万円40で、前年度予算に比べ1・3%、5千百万円の減となっています。〈歳入〉前年度予算に比べ下水道使用料は3・6%、7千9百万円の減、一般会計繰入金は1・5%、2千万円の減となっています。〈歳出〉合流式下水道改善対策、浸水対策、施設の老朽化対策等を中心とした事業を実施します。 予算議案を審査するため、定例会初日に一般会計及び特別会計の各予算特別委員会が設置され、一般会計は3月3日から5日までの3日間、特別会計は3月6日に審査が行われました。 定例会最終日には、坂井やすのり一般会計予算特別委員長と虻川浩特別会計予算特別委員長からそれぞれ審査報告があり、採決の結果、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計及び下水道事業特別会計は全会一致で、一般会計及び後期高齢者医療特別会計は賛成多数で可決されました。(8面に「議案に対する各議員の賛否」を掲載) 市長の提案説明の概要は以下のとおりです。【一般会計】 予算総額は6百1億3千9百万円で、前年度予算に比べ1・6%、9億6千百万円の増となっています。事務事業の見直しや行財政再構築の取り組み等により事業費を捻出しながら、限られた財源の中でより効果的、効率的な事務執行を行うことにより必要な事業を実施します。〈歳入〉市税のうち法人市民税は約5億7百万円の増、固定資産税が約1億4千3百万円の増となる一方、個人市民税は約7千9百万円の減、都市計画税は約2億5千7百万円の減を見込んでいます。また、地方消費税交付金などのいわゆる税連動交付金が 億4千万円の増となる17一方、普通交付税は5億7千7百万円の減を見込んでいます。〈歳出〉公債費の減少や投資的経費が減となる一方で、民間保育園の運営費や国民健康保険事業特別会計への繰出金等が増加しています。【国民健康保険事業特別会計】 予算総額は2百1億4千万円で、前年度予算に比べ ・5%、13 億百万円の増となっています。24高齢化の進展により、1人当たりの医療費や後期高齢者支援金の負担額が増加しています。〈歳入〉保険税は被保険者数の減などから前年度に比べ減となっています。財源不足を補うため、一般会計繰入金を 億円に27増額し、収支の均衡を図ります。平成 年度27一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一般般般般般般般般般般般般般般般般般般般般般会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計予予予予予予予予予予予予予予予予予予予予予算算算算算算算算算算算算算算算算算算算算算一般会計予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・各各各各各各各各各各各各各各各各各各各各各特特特特特特特特特特特特特特特特特特特特特別別別別別別別別別別別別別別別別別別別別別会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計予予予予予予予予予予予予予予予予予予予予予各特別会計予算算算算算算算算算算算算算算算算算算算算算算一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一般般般般般般般般般般般般般般般般般般般般般会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計予予予予予予予予予予予予予予予予予予予予予算算算算算算算算算算算算算算算算算算算算算一般会計予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・各各各各各各各各各各各各各各各各各各各各各特特特特特特特特特特特特特特特特特特特特特別別別別別別別別別別別別別別別別別別別別別会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計予予予予予予予予予予予予予予予予予予予予予各特別会計予算算算算算算算算算算算算算算算算算算算算算算
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